波乃久里子・浅野ゆう子など豪華出演者が決定!「七月名作喜劇公演」製作発表記者会見を開催

2017/4/24

歌舞伎や演劇の主催・製作などを行う松竹は4月17日、今夏に新橋演舞場(東京都中央区)で上演する「七月名作喜劇公演」の製作発表記者会見を都内・帝国ホテル本館「桜の間」で開催した。女優の波乃久里子や浅野ゆう子をはじめ、市村萬次郎、喜多村緑郎などの配役が決定し、多彩な顔ぶれとなった。浅野ゆう子は、自身初のおいらん役を演じる。

 

波乃、父・勘三郎も演じた配役を「一生懸命やらせていただく」

 

7月3日(月)の初日から25日(火)の千穐楽という日程で開催する「七月名作喜劇公演」は、『お江戸みやげ』と『紺屋と高尾』の二本立て。本来、女優の藤山直美が同公演の座長を務める予定だったが、病気のため休演となった。そこで藤山に代わり、『お江戸みやげ』の行商人「お辻」役は新派女優の波乃久里子に、『紺屋と高尾』のおいらん役は浅野ゆう子に白羽の矢が立った。

 

会見の冒頭、『紺屋と高尾』で初のおいらん役を演じる浅野は、「新橋演舞場の舞台に立つのが夢だった。(代役は)突然の話だったが、安孫子正副社長から直接打診を受け、『お世話になっている方たちに恩返しができれば』と思い、出演を快諾した。不安はあるが、来てくれた方が楽しんでもらえるよう頑張りたい」と前向きに語った。

同作品は、「昭和の喜劇王」と呼ばれ、直美の父である藤山寛美の代表作として知られている。

 


出演の喜びを語る浅野ゆう子

 

『お江戸みやげ』で代役を務める波乃は、「直美さんは、ほかにはいない日本でただ一人の女優。私が代わりで心配されることもあるかも知れませんが、7月の公演を盛大に開催できるよう、一生懸命やらせていただく」と決意を表した。また、「10歳代のころから親交のある市村萬次郎さんと共演できることは嬉しい」と語った。

同作品の「お辻」役は、波乃の父である17代目 中村勘三郎も演じたことがある配役だ。

 


本公演の意気込みを話す波乃久里子

 

藤山直美からメッセージ「私もパワーをもらえる舞台企画」

 

記者会見当日は、療養中の藤山直美からメッセージが届き、「この度は病気というプライベートな事柄で7月の新橋演舞場公演を降板することとなり、誠に申し訳ございません」と陳謝。そして、市村萬次郎・波乃久里子・喜多村緑郎・浅野ゆう子の名前を挙げ、「このようなお客様を喜ばせるプロフェッショナルの方々が出演されるので、素晴らしい舞台になると思う。このお顔ぶれの舞台企画は、病気療養中の私にもパワーをいただくことができる」とエールを送った。

 

会見ではそのほか、松竹の演劇本部長を務める安孫子副社長が「今回の2作品は名作でとても面白く、キャストも腕が立つ方々ばかり。ぜひ、楽しみにしていてほしい」とコメントしたほか、『お江戸みやげ』演出の大場正昭、『紺屋と高尾』演出の浅香哲哉が、それぞれの作品の見所や意気込みを語った。

 

『お江戸みやげ』は、歌舞伎でも上演されている川口松太郎作の名作喜劇。梅が咲く「湯島天神」境内にやってきた行商人のお辻(波乃久里子)とおゆう(市村萬次郎)が芝居見物をしていたところ、お辻が人気役者の阪東栄紫(喜多村緑郎)に心を奪われるところから物語がスタートする。

『紺屋と高尾』は、講談で有名な「紺屋高尾」の物語をアレンジした人情喜劇。大坂から江戸へ出てきた紺屋の職人・久蔵(喜多村緑郎)が吉原最高位の遊女・高尾太夫(浅野ゆう子)の花魁道中に遭遇し、一目惚れする。久蔵は1年間懸命に働き、貯めた五十両を持って吉原に向かうというストーリーだ。

 

(文/写真・Tチケット)

 


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【公演名】『7月名作喜劇公演』

【会場】新橋演舞場(東京都中央区)
【公演日程】2017/7/3(月)~25(火)

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