世界を変える“ムーブメント”を起こす! 「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」日本人キャスト インタビュー

総勢35人のミュージシャン・ダンサーが、60種類以上の多彩な楽器や、色とりどりの旗・バトンを使って圧巻のパフォーマンスを披露する音楽集団「ブラスト!」。2016年より、ディズニー音楽と融合した新しいエンタテインメント「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」が始動し、今年は7~10月にかけて全国47都道府県ツアーを開催する。その「ブラスト!」で今回、日本人キャストとして参加する4人にインタビューを行った。本稿を読んで、公演の見どころやキャストたちの熱い思いをぜひ感じ取ってほしい。
※日本人キャストの1人である本庄千穂(バトン)は、今回は諸事情によりインタビューを欠席。

 


藤井「『ブラスト!』のメンバーは、パフォーマーとしても人としても一流だと感じています」

 

 

――まずは、今年の「ブラスト!」に参加できるといういまのお気持ちを聞かせてください。

 

藤井麻由(以下藤井) 私は「ブラスト!」初参加です。大学時代からマーチングバンドをしていたのですが、マーチングバンドをしている人からすれば、「ブラスト!」は「パフォーマンスの頂点」であり「めざすべき場所」。その憧れの舞台に自分が立てることがとても嬉しいですね。期待や不安もありますが、いままで憧れの存在だった「ブラスト!」のメンバーたちと共演できるのは貴重な経験です。吸収できることは吸収して、より自分を輝かせる要素にしていきたいと思います。

 

米所裕夢(以下米所) 私は今回で4回目の参加になりますが、本当に楽しみです。昨年は東京・名古屋・大阪・滋賀でしか公演ができなかったのですが、今年は全国47都道府県をツアーで周ります。たくさんの場所でディズニー音楽を披露するということで、プレッシャーは増していますが、楽しんで演奏したいですね。

 

和田拓也(以下和田) 私も4回目の参加です。何度も参加させていただけることは本当に光栄なのですが、私自身、この「ブラスト!」が通年行事であるという感覚はあまりありません。ネガティブな意味ではなく「今回が最後になったとしても」という気概で、1公演1公演を全力でパフォーマンスしたいと考えています。

 

石川直(以下石川) ただただ光栄に思います。私は2000年から「ブラスト!」に加入し、いままで15ツアー以上経験してきましたが、こういうチャンスをいただけることについて、年齢を重ねるごとにより有難みを感じるようになりました。私自身も視野が広がり、「ブラスト!」が舞台をやっていることの意味合いというものをより広く捉えられるようになりましたから。幸運だと思いますね。

 

――藤井さんは「ブラスト!」初参加です。ずっとこの舞台を夢見てきたわけですが、実際に参加してみてチームにどのような印象を持ちましたか。

 

藤井 日本人キャストの皆さんと初めてお会いしたとき、普段ステージから放っている迫力とはまた違った温かい雰囲気を感じました。パフォーマンスをされているときも素晴らしいのですが、皆さん舞台から下りるととても気さくで、行動に思いやりを感じます。「ブラスト!」のキャストは、日本人だけでなく米国人も多数応募している中から抜擢された人たちばかり。パフォーマーとして一流であることも大切ですが、人として一流であることも同じくらい大切だと感じました。毎日、とても勉強になっています。

 

石川「昨年よりも絶対にすごいモノが出来上がります」

 

 

――エンタテインメント集団として長年、オリジナルのパフォーマンスを披露し続けてきた「ブラスト!」ですが、昨年新たに「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」が誕生しました。

 

石川 昨年、「今回はディズニーをやるよ」という話を聞いたときはびっくりしましたが、「ブラスト!」とディズニーは相性が良いのではないかと直感的に思いました。実際にやってみると、本当にうまく絡み合うところが多いのです。昨年の公演で「もっとこうしたい」と思った部分もあり、今年は、すでに組み立てた土台にさらに肉付けしてブラッシュアップしていくので、昨年よりも良いパフォーマンスをお見せできるでしょう。

 

――具体的に、昨年と比べてどのような部分がパワーアップしていますか。

 

石川 まず、選曲がすごく良い。たくさんの人から愛されているディズニー楽曲の中でも、『モアナと伝説の海』の主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go」や、最近実写版が上映された『美女と野獣』の「ひとりぼっちの晩餐会」、そして今年最新作が公開される『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ曲など、いま旬の音楽を揃えています。「サークル・オブ・ライフ」(『ライオンキング』より)や「アンダー・ザ・シー」(『リトル・マーメイド』より)などは昨年も披露しましたが、そのアレンジもさらに強化しています。
 さらに、今回招請している振付師やデザイナー、そのほか強力な仲間たちが「ブラスト!」に参加してくれる。これだけ強化されたチーム体制で土台を固め直し、肉付けや装飾をしていくので、絶対にすごいモノが出来上がります。

 

「ブラスト!」が演奏することで「より良いな」と感じてほしい

 

 

――ディズニーの楽曲を演奏する上では、もちろんその作品の世界観を大事にしながらアレンジしていくと思いますが、そういう中で一番気をつけていることは何ですか。

 

米所 やはり、「皆さんがもともと持っている印象を崩さない」ということが大前提です。ただし、崩さないだけだとやる意味がないので、そこは私たちが演奏することによって「より良いな」と思ってほしいですね。もちろん、楽曲によっては「歌詞のある魅力」がありますが、その歌詞をなくして、自分たちで管楽器のみでメロディラインから伴奏ラインまで作っていく。そういった意味では、すでに持っている印象とは少し違うと感じる瞬間はあるかも知れませんが、結果的にそれが「より良かった」と思ってもらえるようにしたい。

 

――今年の「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」で披露するのを楽しみにしている曲や、「この曲にぜひ期待してほしい」という曲目があれば教えてください。

 

藤井 私は「どこまでも~How Far I’ll Go」です。さきほど「歌詞のある魅力」という話がありましたが、歌というのはメロディあってこそ。歌詞も曲の雰囲気を作る上で重要な要素ですが、「その歌詞がなくなったときに、あなたがどういう風に感じるか」がすごく大切になると思っていて。「ブラスト!」によってアレンジされることで、視覚的にも訴えてくる部分もあるので、それがどうなっていくか私自身楽しみですね。

 

和田 「ひとりぼっちの晩餐会」ですね。パーカッションやビジュアル・アンサンブル、トランペット、バトンなど全パートが登壇する曲目なので、いろんなことがステージ上で起こります。また、曲中ではパフォーマー一人ひとりに演技を委ねられている部分もあり、例えば「ここの一瞬、一秒の間で観客にウインクする」とか、そういうキャスト一人ひとりの個性に注目すると見どころポイントも変わってきます。ぜひ、いろんな部分を見てほしいです。

 

石川 「魔法使いの弟子」という曲が公演の冒頭にあり、これは「ミュージック・オブ・ディズニー」の第1曲目のような位置づけです。原曲の持つ不安定なところから徐々にコード進行が進んでいって、「どこに向かうんだ?」と観客を煽っていく感じが、これから始まる2時間の舞台の展開をワクワクさせる。まさに、「ブラスト!」とディズニーの世界に引き込んでいく曲になると思います。

 

米所 私は曲それぞれよりも、公演全体で「静」と「動」の起伏もあるので、オーディエンスの方たちに全曲通して観ていただいて何が印象に残ったかが大事だと思っています。今年もいくつかの曲でソロパートを吹かせてもらう予定になっているので頑張ります。

 

「ブラスト!」とディズニーは、同じエンタテインメントを追い求めている

 

 

――最後に、皆さんが今回の「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」を通じて、オーディエンスに伝えたいことは何ですか。

 

藤井 「ブラスト!」のような舞台をめざしている人に、「あなたもできるんだよ!」ということを伝えたいですね。アメリカで始まった「ブラスト!」に日本人のキャストが増えてきて、日本人の力が徐々に認められていることは、多くの人にとって希望になると思っています。そして、そういう舞台で活躍する日本人がさらに増えていくことは、このエンタテインメントというものをより大きくしていく要素になると信じています。

 

米所 私たち日本人と米国人が大きな舞台で一緒に公演している姿を観て、「明日も頑張ろう」「頑張れば何とかなる」といった前向きな気持ちを持ち帰っていただきたいですね。それは、「ブラスト!」のステージをめざしている人に限らず、例えばサラリーマンでも誰が観ても。たくさんの人に何かしら元気を与えることができれば嬉しいです。

 

和田 誰にでも日常というものがあり、その日常の中にある小さな幸せや楽しみを見つけていくことはとても大事なこと。それは偶然見つかるものではなく、例えばチケットを購入したり、もしくは友人に勧められたりなど、最初に何かしらのアクションがあります。 何かを探しているのであれば、すっきりしたいことや悩みがあるならば、ぜひ劇場に足を運んで思いっきり楽しんでください。オーディエンスの皆さんには、人生でたくさんの楽しいことに出会ってほしくて、その1つに「ブラスト!」がなれたらこんなに嬉しいことはありません。

 

石川 愛情がある音楽やパフォーマンスは世界を変えられるし、繋げる力を持っています。そして、いまの混沌とした世の中を少しずつ変えて守ってくれる、良い方向に持っていってくれると信じて疑いません。英語で言うならば、「Change the World, Unite the World, Save the World.」でしょうか。
 日本とアメリカ。この2つの国の人間たちが1つの作品を仕上げて、それを日本全国の皆さんに届ける。その公演で生まれる現象や出来事が、皆さんに良いエネルギーを広げる。そのエネルギーを持ち帰り、今度は皆さんがそれぞれの生活の範囲で、周囲に良い影響を及ぼしていく。「世界を良くするためには、こういうムーブメントを起こし続けることなんだ」――。それを、今回の「ブラスト!」を通じて伝えていきたいと思います。

 

――音楽もディズニーも人を幸せにするものであるし、来ていただいた人にもそういう気持ちを持ち帰ってほしいと。

 

石川 そうですね。「ブラスト!」とディズニーが追い求めているエンタテインメントは、同じ方向を向いていると思っていて。だから、演奏していて相性が良いと感じるのです。「音楽とパフォーマンスで、世界を良い方向に変えていきたい」――。そんな思いを日本全国に届け、より仲間を増やしていくことが私たちの使命だと思っています。

 

さらなるパワーアップが期待される「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」。
今年も見逃せない!

 

<「ブラスト!」とは?>
驚異的な演奏・演技が心を揺さぶる舞台 日本では111万人以上を動員

 

 

アメリカの南北戦争に起源を持つ伝統的なドラムコーをショーアップした米国発祥のエンタテインメント。「金管楽器」「打楽器」「ビジュアル・アンサンブル(ダンサー)」という3つのパートから構成され、それぞれが驚異的な演奏・技術・演技を披露する。全編を通して各シーンにテーマ・カラーがあり、聴衆の心を刺激し膨らませていく。
1999年12月、演劇界の世界的な登竜門であるロンドンのアポロ現状で初公演し、圧倒的な成功を収める。2001年にブロードウェイに進出し、トミー賞・エミー賞の二冠を達成、全米ツアーも展開した。日本には2003年夏に初上陸し、東京・大阪全30公演が完売するなど、大ヒットを記録。その後も精力的に活動し、2012年と2014年には47都道府県ツアーを決行し、日本全国で喝采を博した。2016年までに過去10回来日。合計740公演を行い、111万人以上を動員している。

 

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』 Tチケット販売概要

【公演名】
ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー
【取り扱い公演日程】
◆山梨公演
2017/7/18(火) 18:30開場 19:00開演
会場:コラニー文化ホール(山梨県立県民文化ホール) 大ホール
◆千葉公演
2017/7/19(水) 18:30開場 19:00開演
会場:千葉県文化会館 大ホール
◆神奈川公演
2017/7/20(木) 18:30開場 19:00開演
会場:相模女子大学グリーンホール 大ホール
◆埼玉公演
2017/7/21(金) 18:30開場 19:00開演
会場:大宮ソニックシティ 大ホール
◆茨城公演 ※完売いたしました
2017/7/22(土) 17:30開場 18:00開演
会場:茨城県立県民文化センター
◆栃木公演 ※完売いたしました
2017/7/23(日) 17:30開場 18:00開演
会場:栃木県総合文化センター メインホール
◆群馬公演
2017/7/24(月) 18:30開場 17:00開演
会場:ベイシア文化ホール(群馬県民会館)大ホール
◆東京公演
2017/8/15(火)~30(水)※全21公演
会場:東急シアターオーブ
 
※開演時間、詳細はTチケット販売サイトを確認のこと
【チケット料金】
全席指定 S席 11,500円(税込)
★Tチケット特典:チケット1枚につきTポイント1,000ポイントの特典付き!
※お一人様4枚まで
※3歳未満入場不可
※チケットはお一人様1枚必要(膝上の着席は不可)
ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニーのTチケット販売はこちら

 

 
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(取材・文・写真/T-FAN SITE 岩瀬駿斗)

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